学会活動

第11回日本腎臓病薬物療法学会学術集会でポスター発表をしました。

第11回日本腎臓病薬物療法学会学術集会が 2017年9月30日(土)~10月1(日) 福岡国際会議場で開催されました。

【漫然投与(添付文書上)の記載のある薬剤の使用状況の検討~透析患者において~】 という演題でポスター発表をしました。
漫然投与について添付文書に記載事項のある薬剤(以下、該当薬)の中止・減量後の患者の変化及び効果を評価するとともに、透析歴の関係性を明らかにすることを目的としました。
平成29年3月にベンゾジアゼピン系薬等において漫然投与により依存性が生じる旨が添付文書に記載され、PMDAは「漫然とした継続投与による長期使用を避ける」ことと通知しました。
平成28年度診療報酬改定により、薬剤総合評価調整加算が策定されました。不要な薬剤を削減し、薬剤数を調整することは重要ですが、保険薬局にはこの評価はありません。
本研究では、透析患者の7割以上で該当薬剤が処方されているという現実が明らかになりました。
毎年処方医に該当薬剤毎の患者一覧表を作って情報提供を行っていますが、減量・削減まで実現するのは容易なことではありません。
今回減量・中止となった症例を調査しましたが、安全性上の懸念は認められていません。
ポリファーマシーは医薬品の適正使用を妨げ、患者のコンプライアンスやアドヒアランスの低下を生み出していると思います。
薬剤毎・患者毎に服用期間等を詳細に情報提供して連携をとることが、かかりつけ薬局・薬剤師の責務であると考えます。

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